還暦男のつぶやき

自己満足のエッセイ

オリックス vs ソフトバンク:違いも感じたキャンプ体験

27,28日と宮崎のプロ野球のキャンプに行ってきた。これは現役サラリーマン時代の余っているマイルを使っての訪問、昨年に続いて2回目だ。昨年は日帰りで、応援しているオリックス見物だけだったが、今年は1泊して初日はソフトバンクを見た。

両軍とも平日とは言え、多くのファンが来ている。特に若い女性が多い。また小学生もチラホラと見受けられ、「学校は行かんでもいいのかな」と野暮なことを考えてしまう。

キャンプ打ち上げ直前で、キャンプ特有のいわゆる特訓系の練習は見られなかったのは残念。ただ、両日とも午後からロッテとの練習試合があったので、様々な選手がプレーする姿を見ることができたので、良しとするか。

また、キャンプの特徴として、選手とファンの近さがあげられる。昨年はまだ、コロナの影響もあり、サインを求める雰囲気ではなかった。でも今年は、練習見物というより、サインを求めて選手のグランドからの”出待ち”のために来ているのではと思うファンも多いと感じた。

レギュラークラスは練習試合だったので、たまたま出てきた控え選手に長蛇の列のシーンもあった。ただ、なかなかサインをしてもらえず、「あいつは、若い女性だけを選んでサインしてる、許せない」などとぼやいている中年男性も。でも本当にそんな控え選手のサイン欲しいの?

最近、カスハラが大きく問題になっており、東京では条例化されるとの話も聞く。プロ野球でも同じこと言えるのでは。まして、キャンプ見物は無料。ファンであっても、客面するのはどうかと思う。ファンは「サポーター」であって、「客」でないことを認識すべきでしょう。

ただ、公式戦で情けない負け方をした時に、「金返せ!」くらいのヤジは、許容範囲だろうけど。いずれにせよ球春が近づく。心が少しずつときめく季節到来だ。

ついでに、もう一つ、オリックスソフトバンクの違い。

    

左のソフトバンクのグランドには、プレーヤーの写真がドカンと。この他にもアチコチに選手・監督の社員が。一方のオリックスは個々のプレーヤーの写真はなく、スローガンや球団のマーク。これだけで、球団の姿勢を決めつけるのもどうかと思うが、「集団」のオリックス、「個」のソフトバンクといったところか。まあ、いろんなところにソフトバンクの方が華やかさを感じたキャンプ地でした。