還暦男のつぶやき

自己満足のエッセイ

デビューのご挨拶

はじめまして。私は、本日から年甲斐もなく60歳を前にブログを始めました。ということでこれがデビュー作。しばらくお付き合いを。

      

       

さて、ご存じの通り昨今、リモート勤務でコミュニケーション不足が叫ばれ、職場メンバー同士の「雑談」が重要視されています。私がかつていた職場などは、「雑談よりもその前に挨拶を」という情けない状況でしたが。

 

ところで、元プロ野球選手の中畑清さんの大学野球部の監督さんの話では、中畑さんの挨拶には、必ずもう一言があるそうです。例えば「こんにちは」と言ったあと、それで終わらずに、「今日はいい天気ですね」「おばあちゃん、いつも元気ですね」というように。監督さんはこれを「中畑の二言挨拶」と名付けておられます。*1

 

この「二言挨拶」、良いことだと思い私も始めていますが、これが結構難しい。気の利いた二言目を発するためには、自分に気持ちに余裕があり、また相手をよく見ている必要があります。一言目のように、「おはよう」「こんにちは」といった定番がなく、瞬時の判断が求められるからです。

 

更に、私は男性ですので、オフィスのトイレで知り合いと横になった場合、「お疲れ様」と挨拶をした後、「最近どう?」などと声をかけるようとしてます。ただ、苦手意識を持つ人だと、つい挨拶だけで、そそくさと用を終えてしまう。

 

でも、裏を返せば、「二言挨拶」をすると決めると自分の中で、「気持ちに余裕を持とうする」「人をよく見ようとする」「人の好き嫌いをなくそうとする」という効能があると思うのです。一緒に「二言挨拶」の習慣化にチャレンジする価値があると思いませんか?(すでに実行されている多くの方には失礼な話でしょうが・・・)

 

追記

ブログの第一号を終えようと、文を読み返したら冒頭の挨拶が”一言”になっていました。この場で、修正させて頂きます。

          “はじめまして。皆さんの文章、楽しいですね。”

でも、まだまだ不自然。修業が足りないと反省。

 

*1:参考|1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書(致知出版社